おばちゃん、ありがとう

14日に亡くなった甲府の伯母さんの葬儀に行ってきました。
(石和と書いたり、甲府と書いたりしてますが、甲府市川田町なので、駅だと石和が近い。川一本の違い)

良いお葬式でした。
伯母さんは、五人姉妹の長女で、五女の僕の母とは一回り違いました。
石和温泉郷のはずれに住んでいて、昨年亡くなった伯父さんはブドウ農家、叔母さんは料亭の仲居をしていたこともあります。
美人で、明るくて、料理がうまくて、面倒見が良くて、親戚だけじゃなくて、近所の人も含めて、みんなの中心でした。
お葬式も、久しぶりに親戚みんなが集まって、お喋りをするという感じで、とても楽しいひとときでした。

僕の漫画『湯けむりコンシェルジュ』にも登場した恵法寺の住職さんが、導師を努めてくれました。
恵法寺の水琴窟は素晴らしいです。石和に行ったらぜひお立ち寄り下さい。
画像



父親を早くに亡くした僕は、
母の仕事の邪魔になるので、
長い休みになると、石和の伯母か、横須賀の伯母のところに預けられてました。
石和は、ブドウ畑、温泉、プール、ザリガリのとれる川、友達と小学生に必要なものがすべて揃ってました。
近所には、酒蔵があって、
小さい頃は、お喋りで、人見知りのなかった僕は、酒蔵で働くおばちゃんや、伯母の勤め先の料亭のアイドルだったらしいです。

なぜ、近所のお年寄りの方達は、何十年も前の出来事をちゃんと覚えているのだろう?
お葬式でだんだん、思い出していった、当時の僕がやったいたことは、
近所のブドウ畑から直接ブドウをとって食べていた(当時の子供達はちゃんと屑ブドウを選んでおやつにしていた)
橋から川に飛び降りていた(記憶にあり)
蜂の巣をたたき落として、近所をパニックに(記憶なし)
いつもザリガニがいっぱい入ったバケツを持って歩いていた(少し記憶あり)
ほぼ、海パン姿でいつも真っ黒、ザリガニをとる網か、浮き輪を持って歩いていた(多生記憶あり)
人の家の犬を、勝手に散歩に連れ回していた(なんとなく……)。
大人用の自転車を乗り回して、10km、20km離れた万亀公園や、愛宕山こどもの国まで遊びに行ってた。本を買うためだけに、甲府駅近くまで行ったことも。
なんてアクティブなガキだったのだろう

当時の僕は、休みのときにしか、石和には現れなかったのに……。
近所の人達は、けっこう覚えてくれました。


夏休みの終わりに、家に戻る前日には、いつもウナギをご馳走してくれました。
本当においしかった。
伯母さんが勤めていた料亭は亡くなってしまって、あのウナギはもう食べられない。


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この記事へのコメント

美影四郎
2012年09月17日 12:44
慎んで、お悔みとご冥福をお祈りいたします。
2012年09月20日 13:30
> 美影史郎さん ありがとうございます。
あかね
2012年12月22日 18:34
mixiでいつもお世話になっております。
慎んで、お悔やみとご冥福をお祈りいたします。
史士さんの文章力に改めて圧倒されました。
思ってはいても、なかなか言葉にならない感情が
史士さんには表現できるんですね。
すばらしい才能だと思います。

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